
総務省は14日、ふるさと納税の2015年度の寄付額が1652億9102万円だったと発表した。 この金額は14年度の4.3倍となっている。自治体が寄付をした人に送る返礼品が充実したほか、住民税などが減税される寄付の上限額が15年度に約2倍に上がったなどから利用が拡大した。 ふるさと納税は、寄付をすると寄付額から2000円を除いた額が住民税と所得税から差し引かれる制度だ。同省は全ての都道府県と市区町村が15年度に受け取った寄付額を集計した。 寄付額を市区町村ごとに見ると、宮崎県都城市が42.3億円で最多だった。